

現在の主な業務内容は各事業所で働く皆さんの給与計算や社会保険や労働保険関係の手続きです。他にも、豊栄グループは外国人の方も多いので、外国籍の皆さんの勤怠管理等もしています。
保険の制度など、改正されることも多いので、職員から問い合わせがあった場合には、今は先輩に確認しながら回答していますが、今後は自分でしっかり説明できるような知識を身につけたいと思っています。
医療事務の仕事、そして豊栄グループを選んだきっかけは?
13歳の頃から車椅子生活だったので、リハビリなどの通院時に受付の後ろで事務をされている方を良く見ていました。それをきっかけに、自分も医療事務の仕事についてみたいという気持ちが生まれ、高校卒業後は医療事務を学べる専門学校に進学。その学校の先生が豊栄グループで以前勤務されていたということもあり、2 年生の時に豊栄グループを紹介していただき、実習に行くことになりました。
実習では請求業務等をさせていただき、自分もこのような仕事をしたいなという気持ちが強くなり、さらには職員の皆さんのあたたかさも感じられたことが、入職を希望した理由です。
また、面接時に会長にかけていただいた言葉がとても印象に残っていて、「私たちは、車椅子だからといって特別扱いはしない。一職員として扱うから、その覚悟でがんばってほしい」という言葉が本当に嬉しかったんです。どうしても、車椅子というだけで周囲の方は気を遣ってくださるのですが、一緒だよと言って平等に扱っていただいたことは、とてもありがたく思いました。
1 日の仕事内容や流れを教えてください。
大きく分けると4 つの仕事があります。
1つ目は月始めの給与計算業務。給料日が10日なので、月末から1週間は給与計算の処理に没頭、明細書を各事業所に配布するという流れです。
2つ目は、社会保険や労働保険などの保険の手続きですね。主に入職された方などの手続きの際に対応します。
3つ目は、外国人の職員さんの対応です。豊栄グループでは、日本人の方だけではなく、外国籍の職員さんが40 名程いらっしゃいますので、勤怠管理の他、在留カードの期限が切れていないかの管理なども併せて行っています。また、豊栄グループの日本語学校に通う学生さんたちが、グループ内の施設でアルバイトをされていますが、勤務時間に制限があるためその調整管理も担当しています。
4つ目は健康診断業務です。年に1回毎年夏に、職員400名くらいの健康診断をしますので、事業所の管理者と調整して総務部で計画・案内をするようにしています。ドクターから再検査を求められた方には、受診を促したりして、職員の皆さんの健康管理に努めています。
休日はどのように過ごしていますか?
だいたい土日がお休みですが、一人暮らしをしているので、1 日目は洗濯や掃除などの家事をこなすようにし、残った時間は映画を見たり、ゲームをしたりしています。
2日目は、車椅子陸上競技の練習をしています。宮崎県のクラブチームがあって、そこに所属している仲間と一緒に宮崎市で練習し、とても良い気分転換になっています。
もともとはインドア派で、別に外に出なくてもという感じでしたが、外に出るために車椅子陸上競技を始めたのがきっかけでした。3年後に宮崎で開催される国スポに向けて、練習がんばります!

前原さんは、2024年10月に開催された全国障害者スポーツ大会に宮崎県代表選手として、車椅子陸上の部・トラック競技800m走及び1500m走に出場し、障害区分で見事銀メダルを獲得されました!
前原さんは、2024年10月に開催された全国障害者スポーツ大会に宮崎県代表選手として、車椅子陸上の部・トラック競技800m走及び1500m走に出場し、障害区分で見事銀メダルを獲得されました!
今後の目標を教えてください。
総務の仕事は、保険や行政の手続きなどとても幅広く、年々新しくなっていくので、現状では先輩に間違いがないか確認したりしています。今後は、職員の皆さんが安心して業務に専念いただくためにも、制度をしっかり理解し問い合わせがあった時には、きちんと対応できるようになりたいです。

(総務部 :壽福 真郷さん)

